この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第7章 男の手に堕ちて
「結構プライド、傷ついたんだよ? まだ若かったからさ、何でも自分の思い通りになると思ってた。だからあの時はついムキになっちゃったなぁ。今思うと、すごくくだらないことだよね」
「じゃあなんで今になって……」
「それはね」
先生は振り返ることなく答える。
「君のお姉さんが学校に来たこと、あったでしょ? それがたまたま目に入ってさ、なーんか当時のスイッチが入ったっていうか……また君のお姉さんと遊びたくなっちゃって」
俺は車窓の外に、見覚えのある景色が広がっていることに気がついた。
「いやぁ、まさか極度のブラコンだったとはね。これじゃまったく靡かないわけだ」
先生の声を遠くで聞きながら、そのまま車は俺の家の近くにある公園の前までやってきた。
車が路肩に停まると同時に、その公園のベンチに座る人物に気がついた。
佐久間先生が車から降りるのに続いて、俺も車から降りる。
そして先生は真っ直ぐにその人物に歩み寄った。
「やぁ、お久しぶり。変わりなさそうでなによりだよ」
佐久間先生がその人物に声をかけると同時に、彼女はゆっくりと顔を上げた。
そして佐久間先生の隣に立つ俺に気がつくと、驚きに目を見張った。
「あんた、なんでこんなところに……」
姉貴の瞳には、驚きとも悲しみともつかない色が浮かんでいる。
俺はそれを直視することができず、地面に目を落とした。
「それで、メールした通りのことなんだけど……」
そんな俺達に構うことなく、佐久間先生は姉貴に笑顔を向けながら言う。
「……あなたに着いていけば、あの写真を流出させないって話ね」
姉貴は立ち上がると、ゆっくり佐久間先生に歩み寄った。
「えっ……ちょっと待て……着いていくってどういうことだよ……!」
「そのままの意味だよ。君のお姉さんは、僕のものになる……ってね。具体的にはそうだなぁ……家の適当な場所に監禁して、一生ペットにする感じかな。男なら一度は憧れるよね」
佐久間先生はまるで悪戯を成功させた子供のようにウィンクをする。
「あ……姉貴はそれでいいのかよ!? そんなやつの言いなりになるなんて間違ってるだろ!!」
俺は必死に姉貴の背中に叫んだ。
「……仕方ないでしょ。そんなやつだからこそ、次は何を仕掛けてくるか、分からないから」
姉貴は佐久間先生に抱かれたまま答えた。
/113ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ