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えっちな姉は俺の成長を喜んでいるらしい
第8章 君を追って!!
とある高層マンションの高層階。
佐久間駿は自分の部屋のリビングで、酒を呑んでいた。
彼はその不味い酒をあおりながら、指先で摘まんだワイングラスの中で揺れる赤い液体をぼんやり見つめていた。
「ねぇ駿。このお酒、駿に似合うと思って買ってきたんだよ?」
その女はソファーに座る彼の肩にしなだれかかりながら、両手でワイングラスを包み込むようにして少しずつ口をつけている。
体を捩るその仕草は、如何にも恥じらいを内包しているように見えるが、胸元の大きく開いたシャツに、体のラインに沿ったミニスカートは男を挑発させる気に満ちていることを物語っている。
アルコールで頬を紅潮させる彼女は、自分なりに男をその気にさせる術を実践しているのだろう。
実際、もしも他の男相手なら、簡単に落ちていただろう。
しかし当の佐久間駿はというと、もはや女が側にいることを認識していないかのように無反応である。
彼にとって何度か抱いた女は、もはや飽きたおもちゃなのである。
やがて酒の肴にしていたスモークチーズがなくなった頃、女はワイングラスを置いて、佐久間駿の首に両腕を回した。
そして彼の頬に唇を寄せる。
「ねぇ、私……酔ってきちゃったかも」
女は本当に酔っているのか、それとも演技なのか、どちらとも判別がつかない。
けれど佐久間駿にとって、そんなことは些末なことであった。
どちらにしても、性処理の道具が向こうからやってきたということには変わりない。
佐久間駿は心の内で深々とため息を吐きながら、女の肩を押す。
女は短い嬌声を上げながら、ソファーに押し倒された。
佐久間駿はその瞬間、女の首筋に唇で触れた。
そこに何度か熱いキスを落とす佐久間。
その唇が徐々に女の谷間の方へと落ちていく。
女の口角が自然と上がり、彼女は佐久間の頭に手を回した。
佐久間は一頻り女の谷間に顔を埋めた。
しかしそれが終わるとすぐにソファーに座り直した。
「準備、自分でやって」
ソファーに膝を広げて座る佐久間に、一瞬怪訝な顔をする女。
しかし彼の行動の意味を理解すると、女はすぐにソファーから飛び降りて、彼の股ぐらに体を滑り込ませた。
女は佐久間の履くズボンのファスナーを下げると、彼のものを取り出した。
佐久間のものは、彼女が今まで見てきた男のものの中で一番の大きさである。
それ故に、毎度彼に抱かれることを彼女は楽しみにしていた。
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