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妖艶な彼女
第4章 淫魔の目覚め
「ねぇーキミ1人??」


いきなり声をかけられ、私は、サッと顔を上げた。


立っていたのは、大学生だろうか。若いけど、私よりも年上そうな男の子だった。


「1人だけど…。」


「じゃあさ、今から一緒に飲み行かない??奢るよ!」


「へっ??」


な、なにいきなり!
これは世に言うナンパというものなのだろうか。


飲みにって、知らない私と?


男は私の隣に座ると、肩に手を回してきた。


なんて、図々しい男だ!と思ったけど、肩に手を回されたのは、初めてで、体が強ばって、動けなかった。


聞いた事ある。飲みにナンパされたら、酔わされてそのままホテルに連れ込まれるって…。


この男は私を抱きたいのだろうか。


ちょうどいいのかな。


相手をちょうど探してたし、初体験をしたいって相手もいない。


顔は少し好みだし、ナンパするくらいだから、きっとセックスもなれているだろう。


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