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ふたりの女上司、母も美少女も。
第2章 第二章 大いなる淫望
上体を起こし両手を広げて熱い視線を僕に向けてくる。僕は本当にこの人についていけるだろうか?
今の話を聞いて不安な気持ちが広がってしまって動けない。
「ぼ、僕はホントに貴女のパートナーとしてやっていけるかなぁ?迷惑かけないですか?」
「だいじょうぶ…あなたは、私が選んだんだもの。間違いないわ…」
そう言いながらベッドから起き上がり僕を優しく抱きしめた。
「新垣さんを自分のモノにするんでしょ…」
耳元で囁かれたとき、僕の中で何かが弾けそうになった!
「そうだ!いやそうじゃない!」
心の中で叫ぶ。その刹那、井川部長をベッドに付き倒してしまった。
「そんな風に言わないでください!僕は!僕は!!」
井川部長は驚いて僕を見つめている。

「貴女の事が好きになってしまったみたいです!」

井川部長の顔を見ることができない。
「今日はこれで帰ります!明日また、よろしくお願いします!」
自分でもどうしていいのか分からない。今まで生きてきた中で経験したことのない状況下に置かれていることは事実だ。
「そう…分かったわ…じゃあ、約束してくれる!明日どんな事があっても私を嫌いにならないで!」
「……」
「約束して…」
哀しそうな憂いを秘めた瞳で見つめてくる。何故こんなにしてまで自分を追い込むのだろう。それが知りたい!そして助けてあげたい!
「約束します。僕も貴女の共犯者ですから!」
そう告げると僕は振り返ることなく部屋を出た。


2

朝から凍てつく寒さで、家を出る頃には霙まで降り出した。いつもの僕なら憂鬱な気分に包まれている事だろう。だけど今日は違った。殆んど眠ることが出来なかったのに頭が冴え、何故か全身が火照る。昨日のあのモニター部屋、そしてあの計画と自分の想像をはるかに超えたものを目の当たりにして興奮しているのか。井川部長が新垣さんを呼び、そこに僕を同席させる意図が分からず、その事ばかりを反芻しながら駅までの道を傘も差さず急いだ。
「井川部長は新垣さんのどんな弱みを握っているんだろう…」
彼女が昨日言った「絶対断らない」根拠が何なのか…
気が付くと無意識のうちに会社のある駅に降り立っていた。
今日の出社時間の午後一時まで十五分ある。スマホで確認をして歩き出した時だった。
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