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ふたりの女上司、母も美少女も。
第2章 第二章 大いなる淫望
「加山くーん!」
振り返ると新垣さんが駆けてきた。同じ電車に乗っていたんだ。
「どうしたの、今日は出社?」
「あっ、ええっ急遽そうなって…」
「そうなんだ!そういう時はメールでチャンと報告してよっ」
「ハイ…スイマセン…」
何も知らない新垣さんの笑顔を見ることが出来ず視線を反らしたままだ。
「何時出社なの?」
「一時です」
「そう、じゃあ一緒ね!」
「えっ、ああっ・・・」
「キミ、傘は?」
「あっ、ああ、持ってないんです・・・」
「ビショビショじゃない!・・・はいっ!」
ハンカチをバックから取り出して濡れた髪を拭いてくれる。
「じっ自分で、します・・・」
「そうっ!じゃあ、行きましょっ!」
天使のような笑顔で傘を差しかけてくれる。相合傘だ。
「僕が持ちます・・・」
「あっ、ありがとう・・」
トレンチコートにレザーの手袋、ボルドーのマフラーに同系色のロングブーツ。新垣さんは僕に感謝の言葉を言っているみたいだ。ただ全く耳に入ってこない。今日、この後のことを考えると…いや全く想像が出来ないでいた。
ずっと俯いていたせいで、新垣さんに促されるまで会社に着いた事に気付かずにいた。
「大丈夫?チョット待ってね!」
エレベーターの前で彼女はそう言うとマフラーを外し、トレンチコートを脱いだ。真っ白なブラウスは立て襟でレースに縁取られ、彼女の清楚さが際立っていた。グレーのリクルートスーツはとてもタイトでスレンダーな彼女を更に魅力的に魅せている。脚にピッタリとフィットしたボルドーのロングブーツの上は膝上20センチのタイトミニ。30デニールのストキングに包まれた膝頭に見惚れてしまう。
「新垣さん!」
「えっ、なに…」
「いや…何でも無いです…」
「どうしたの…身体の調子でも悪いの…?」
「……」
心配そうに覗き込む顔を真面に見られない。
「僕に何が出来るって言うんだ。もう全て動き出しているんだ!」
そう言い聞かせてエレベーターに乗る。冷たい空気を暖めてくれるような新垣さんの香りをコッソリと吸い込む。髪の香り、身体…何故だろう、それだけでペニスが熱く滾る。背中からヒップのラインを盗み見ていると、後ろから羽交い締めにして押し倒してしまいそうだ。そんな思いを打ち消すようにエレベーターのドアが開いた。
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