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ふたりの女上司、母も美少女も。
第2章 第二章 大いなる淫望
ドアを開く。が人の気配がしないので大きな声で呼びかけた。
「おはようございます!新垣さんもいっしょです!」
「だめよっ、新垣。でしょ…」
コッソリと彼女が耳打ちをする。それに気づかない程、僕はNJP側に立っているのだろう。

「おはよう…加山君。新垣さん、今日はご足労有難うございます」
パーテーションの裏から部長が現れた。
「いえ、こちらこそ!加山がお世話になっております!」
二人の上司に挟まれ双方の様子を伺う。その時ある事に気づいて驚いた。
井川部長のファッションが新垣さんとほとんど同じなのだ。まるで申し合わせたようにグレーのスレンダーなミニスーツに立て襟ブラウス、違うのはロングブーツのカラーが少し濃く生脚なくらいだ。
「奇遇ね…と言うより、気が合うのかしら…」
「そ、そうですね…」
新垣さんも目を丸くしている。
「どうぞ、お掛けになって…」
「はい、失礼します」
二人の美女が同じ装いでテーブルを挟んで座っている。この狭い空間ではそれだけで圧倒される。
「コーヒー入れます!」
居た堪れずパーテーションの奥に逃げ出してしまった。
そこから部長は、昨日の山崎市長の計画とNJPの関わりを簡潔に話し出した。コーヒーを出すタイミングを計りながら聞き耳を立てる。と、ずっと無言だった新垣さんが口を開いた。
「御社の中長期計画はわかりました。で、当方で何がお手伝いできますでしょうか?」
「ズバリ言うわ…貴女に当社に入ってもらいたいの」
「私に…ですか…」
「そう、貴女にパートナーになってもらいたいのよ…」
部長の言葉の後、沈黙が続いている。いま、コーヒーを持って行くしかない!

「すいません…遅くなりました…」
二人の表情を盗み見ながらコーヒーをテーブルに置く。ほくそ笑む部長の前で俯き視線を落としていて新垣さんの表情は伺えなかった。
「加山君、後でまた呼びますからプライベートルームに居てくれる?チョットいつもと違うものが置いてあるけど気にしないで頂戴。大事なものだから触ったりしないでね…」
「あっ、ハイ…わかりました…」
どちらにしてもここに僕がいると新垣さんも話し辛いだろう。そそくさと部屋に向かった。

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