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ふたりの女上司、母も美少女も。
第2章 第二章 大いなる淫望
男性器を裏側から見ることなどない僕からするとグロテスク極まりない。そこに部長の唇が容赦無く吸い付きグラインドする。口淫を休めて部長が僕を睨んだ。
「加山君、彼女と二人になりたいの、席を外して!向こうの部屋に行ったら直ぐに回し始めて!」
そう言いながら部長は部屋の中の五台のカメラに目配せをした。
“撮影…しろと…言うんですか⁈”
僕の心の声に気付いたのか部長が頷く。
「わかりました…」
そう言って新垣さんを支えていた手を離す。フラフラしながら何とか体勢を保っていた。部長は拘束椅子から降りて新垣さんの傍らに座りジッと見つめている。二人の視線が絡み合うのを見届け、僕は部屋のドアを閉めた。

先程の部屋に戻り編集機材のスイッチを入れる。五台のカメラが映し出す映像をスイッチャーで切り替えて全てをチェックして音声ボリュームをフルにする。息づかいさえ逃したくない。放置された広瀬社長が「二人の名前」を呼び続けているのが聞こえてきた。

「新垣さん…田崎の返済は直ぐに手立てしてあげる。私に任せて!その代わり貴女はもうプライベートで彼に会ってはダメ!それから今の会社に退職届けを出して。三ヶ月後には当社に来てください。ギャラは今の会社の倍は約束します!」
部長の顔をアップで捉えている。優しい瞳の光だ。新垣さんに切り替えた。部長を真っ直ぐに見つめている。いつものキリッとした表情からは想像できない色っぽい顔だ。
「どうしたんだあっ…サツキッ…トイレなの…サツキッ…いるの…サツキイッ…」
愚図る広瀬の声が煩わしい。
「ちょっと疲れたわ…交代してくれない?この状態だから、彼どうしょうも出来なくてよっ…」
そう言うと井川部長は立ち上がり部屋を後にした。

「どう!ちゃんと撮ってる!」
スタジオから戻りモニターを見つめながら部長が耳元で囁く。
「ええっ…音声も間違いなく…録れてます…」
「あとは彼女に委ねましょ…」
井川部長はこの後の展開を見据えている。こぼれる笑顔で僕の傍らに腰掛ける。
「貴方にとってはショックかもしれないけど…仕方ないでしょ…」
「でも、どうやって!こんな事を!」
「彼女、追い込まれてるの…不倫中の上司が大きな借金をつくって返済のためにデリヘルまでやってるの…」
「うっ、嘘だっ!そんな事!デタラメだっ!」
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