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ふたりの女上司、母も美少女も。
第1章 第一章 女上司の第一淫象
「そ、そうね…」
僕に背中を押されて新垣さんがドアノブを回した。中に入るともうひとつドアがありその手前の小さなテーブルにオフィスフォンが置いてある。「御用の方は受話器をおとりください」のプレートが目に入った。ドア越しに声をかけたほうが手っ取り早いくらいだ。新垣さんが受話器をとった。
「お世話になります、17時に井川様とお約束しておりますビズライフの新垣と申します…あっ、はい、わかりました」
受話器を置くと、ドアが少しだけ開く。
「井川です。あいにくこちらの部屋が取込んでますので4階の方へどうぞ。」
ドアに隠れて表情はわからないが、チョッとハスキーで色っぽい女性の声だ。
「わかりました、4階ですね!」明るく新垣さんが答えるとひとつ上のフロアに向った。そこはどうやらガールズバーだけが入居しているらしくいきなり店内だった。店休日なのか人影はない。二人で顔を見合わせ立ちつくしていると
「こちらにおかけになって。」
背後から先ほどの彼女の声がする。一番手前のボックス席に促されて新垣さんが奥に僕が通路側に並んで座った。ソファーが狭いので新垣さんが密着してくる。井川さんが部屋の奥に消えた。暗かったフロアにじんわりとライトが灯り、ゆったりと彼女が戻って来た。
「始めまして、井川です」
僕ら二人に名刺を差し出す。
「お世話になります、ビズライフの新垣と申します」
彼女が立ち上がり名刺を差し出す。名刺を持たない僕も合わせて頭を下げた。
「新垣五月さん…字は違うけど同じ名前ね」
「あら、そうですね!」
よく見てみると、もらった名刺の肩書きが「営業企画促進ネットワークソリューション・クリエイティブ室サービス部 部長 井川皐月」となんとも長ったらしい。
「早速ですが彼の履歴書を拝見できます?」
「あっ、ハイ…」
突然で新垣さんも呆気に取られているみたいだ。渡された履歴書に井川部長が視線を落とす。明るくカラーリングしたセミロングのヘアの前髪をかき分ける。細く白い指先、桜貝のカラーを施したネイルから、セレブな感じが漂ってくる。ちょっとぽってりとした上下の唇はグロスで濡れ光って何処か艶かしい。狭いボックス席の小さくて低いテーブルのせいで、井川部長の膝頭どころか僕からは、太股までも丸見えだ。
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