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愛欲の部屋
第2章 始まりのアナル
 ミズキは目が覚めるような美人で、スタイルの良さは見とれるほどだった。
 けれど、そんなことを、どうでも良い些細なことにしてしまうのが、恐ろしい指使いだった。
 女であるが故に知り尽くした場所とタイミングで、女を蕩かし、虜にさせる。
 それも、絶対、他の誰にも出来ないやり方で。
 ミズキの指は物凄く細く、掌の関節もしなやかで、無理なく手首までアナルや膣に入れることが出来た。
 その自在な指で、アナルから子宮を揉み砕かれると、叫び声も止まるくらいだった。
 黙って耐えるしかない快楽があることを私はこの時知った。
 けれど、それは始まりに過ぎない。
 大股開きの私の膣に左手を、アナルに右手を入れる。
 後はもう、何をどうされているのか分からない。
 ハラワタをかき乱され、絶叫と沈黙を繰り返す私のクリを、柔らかな女の唇が吸い、舌が激しく舐め回す!
 乳房は二人の男に揉みしだかれ、交替で差し込まれる男性自身に舌を這わす。
 私の十八歳はこうして快楽に溺れて過ぎていこうとしていた。
 ひとかけらの愛も、知ることなく。
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