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青い残り火
第3章 第3章
突っ立っている一馬の肩に両手をのせ、理恵子のいたずらな目が誘いをかけてくる。
しんと静まり返った部屋が、胸踊る一馬の暴走を踏み留まらせていた。

「それならこれはどう?」

腰紐がはらりと足元を飾り、それを隠すように艶やかな衣装がしだれ落ちた。

「っ……」

同じ布地で仕立てられたベビードールはショーツをやっと隠す丈しかなく、レースで飾られた胸元は、右の肩紐がずれているせいで心許ない。

「よかったわ」

「え?」

「真琴ちゃんのあとじゃなくて」

「……」

「ふふっ、自分から誘ったくせに後悔してたの。友達を抱いてきたばかりの男に抱かれるなんてみじめだよなぁって……。でもお陰さまで、そんな気分にならずにすんだわ」

一馬に背を向け、理恵子は「何か飲む?」とキッチンに向かった。

裾が揺らめく度にレースのショーツが僅かに覗く。その際どさに興奮を覚えながら、一馬は心でうそぶいた。

でも俺、別の女を抱いてきましたよ



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