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第3章 泥沼
 それは業界では「セルフ浣腸」と呼ばれるサービスだった。
 いわゆるイチジク浣腸を入れ、我慢している様を見せてやる。
 これまでアナルプレイの前には礼儀として自分でやっていたのだけれど、男はその行為に猛烈に反応することに気付き、試してみたのだった。
 これが当たった。
「浣腸して我慢するところ、観てくれる?」
 これだけで、男のモノはビンビンになった。
「私と一緒に出してね、ああ、まだよ」
 実はイチジク浣腸の中身はただの水で、何の便意もないし、苦しくもないのだった。
 全ては演技。
「トイレに行きたい、でも我慢する」
 そう言ってのたうち回りながら、たまにパンティを見せたりして、男の原初的な欲情を刺激する。
 店の他の女の子たちは「なじみ客」を作るのに、本当は禁止されてる手コキやフェラをやったり、酷い子は本番をやらせたりしていたのだったけど、私はこうして楽になじみを増やしていったのだった。
 もちろん浣腸のふりだから、一日に何度でも出来る。
 出すところはもちろん見せない。
 水は吸収されて出ないし。
 こちらは演技なのに、本気で、自分をよがらせ、自分で焦らし、最後はみっともなくイッテしまう男たちを哀れとは思ったけれど、愛情の欠片も感じなかった。
 休みの日は10人以上、流れ作業で眺め続けた。
 それと……
 実は浣腸して苦しみながら、手コキのサービス、というのもこっそりやった。
 基本料金他のお小遣いということでまるまる懐に入れた。
 そうでなければ二月で300万とはいかない。
 店も気付いていながら放っておいてくれた。
 なにせ売れっ子だったから。

 
 
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