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僕とヤンデレ幼馴染
第1章 馴れ初め
一方の和臣は、と言うと彼は確かに強さと言う点ではアヤメには及ばないモノの力自体は遥かに強くて体力もあり、恵まれたその褐色の体躯には確りと鍛えられた筋肉がビッシリと付いていた。
元々彼の一族は予てよりこの辺り一帯を納めていた豪族であってそれ故に武芸は勿論、礼儀作法や薬学、政治術にまで優れた才を発揮していたモノの明治維新以降は没落し、その後は在る者は商家に、また在る者は地主や農家へと身をやつしながら密かにその血筋を今に伝えていたのだが、先祖代々厳しい鍛練を繰り返すと同時に栄養価の高い食事を採り続けて来た彼等一族はおおよそ全員の身長が180cm前後あり、またその精神力、生命力共に人並み外れていた。
必要とあらば自分を抑えて頭を下げられる性根の持ち主であった彼等はしかし決して腑抜け等では無く、自身の大切なモノを守る為ならば命を掛けて困難に立ち向かって行けるだけの強さをも有しており現にアヤメもまた、そんな和臣により寸での所で助け出された事が有ったのだ。
その一度目は不良に襲われそうになった時であり、二度目は実家が火事になった時だったが当時小学四年生だったアヤメは決して驕っては居なかったモノの、やはり多少は油断があった事と、また自分の事をそれほど"美人だ"とは思って居なかった事もあって、その日も出稽古で少し遅くなってしまったが特に気にする事もなく夜道を実家に向かってひた走っていた。
因みにこの石動の家は普段から「なるべく体を使え!!」と言う父道三の指導の下、余程の事が無い限りかは乗り物を使う事は厳禁とされ、自転車すらも満足に乗り回せない状況だったからやむを得なかったのだが、流石に時間も気になり出した為に、途中で近道をしようと立ち寄った公園で柄の悪いヤンキー共に囲まれてしまったのである。
「おおーっ。すっげー、剣道少女?」
「格好いいじゃんっ。因みに俺、ボクサーやってんだけどさ!!」
「ねぇ、ちょっとくらいさ、話す位良いだろ?」
「離して!!」
元々彼の一族は予てよりこの辺り一帯を納めていた豪族であってそれ故に武芸は勿論、礼儀作法や薬学、政治術にまで優れた才を発揮していたモノの明治維新以降は没落し、その後は在る者は商家に、また在る者は地主や農家へと身をやつしながら密かにその血筋を今に伝えていたのだが、先祖代々厳しい鍛練を繰り返すと同時に栄養価の高い食事を採り続けて来た彼等一族はおおよそ全員の身長が180cm前後あり、またその精神力、生命力共に人並み外れていた。
必要とあらば自分を抑えて頭を下げられる性根の持ち主であった彼等はしかし決して腑抜け等では無く、自身の大切なモノを守る為ならば命を掛けて困難に立ち向かって行けるだけの強さをも有しており現にアヤメもまた、そんな和臣により寸での所で助け出された事が有ったのだ。
その一度目は不良に襲われそうになった時であり、二度目は実家が火事になった時だったが当時小学四年生だったアヤメは決して驕っては居なかったモノの、やはり多少は油断があった事と、また自分の事をそれほど"美人だ"とは思って居なかった事もあって、その日も出稽古で少し遅くなってしまったが特に気にする事もなく夜道を実家に向かってひた走っていた。
因みにこの石動の家は普段から「なるべく体を使え!!」と言う父道三の指導の下、余程の事が無い限りかは乗り物を使う事は厳禁とされ、自転車すらも満足に乗り回せない状況だったからやむを得なかったのだが、流石に時間も気になり出した為に、途中で近道をしようと立ち寄った公園で柄の悪いヤンキー共に囲まれてしまったのである。
「おおーっ。すっげー、剣道少女?」
「格好いいじゃんっ。因みに俺、ボクサーやってんだけどさ!!」
「ねぇ、ちょっとくらいさ、話す位良いだろ?」
「離して!!」

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