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僕とヤンデレ幼馴染
第4章 本当のティアーズ
しかし一方で心の強さ、と言う事で言えばアヤメも負けず劣らずであり、強力な粘着性のあるそれは特に自分の信じる物事については顕著で絶対にぶれる事は無かった、だから。

「・・・さてと」

「う・・・っ!!」

今回の事でも良く言えば諦めない、そして悪く言えば懲りない性格の持ち主であった彼女の頭の中は悲しいとか辛い等と言う悲劇的な感覚は一切無く、どうしたら和臣に自分の思いを理解させられるか、と言う事でいっぱいであり、やがて見出だした一つの答えを実行すべく帰宅して部屋に入るといつぞやの様にスプレーを吹き掛けて彼氏を昏倒させ、その隙に少年の衣服を剥ぎ取ってベットに寝かせる。

更に四肢を両端の骨組みの部分に縛り付けるとクローゼットの奥から漆黒の高級スーツとジュニア向けのワイシャツを取り出して素早くそれに着替え、腰まで伸びていた見事な黒髪を後ろで結わいて整えるとわざと薄目の化粧を施して彼の顔の直ぐ横に立ち尽くした。

「そ、そんなバカな!!って言うか本当に有ったの?スーツ」

「勿論!!」

やがて目を覚ました少年はその姿を見て驚愕するモノの歴史ある道場の娘であるアヤメは何時なんどき、どんな儀礼の席に呼ばれるかも解らない為に常に礼服は揃えられていたのだが黒を貴重としたその姿は姿勢の良い彼女には実に良く似合っていて控え目に施された化粧もまたその美しく整った面持ちを見事な迄に輝かせている。

束ねられた黒髪も清潔感のある艶やかさを醸し出しており和臣は確かに、その時のアヤメに普段とは違う、大人の女の完成された美の片鱗を見せていたのだ。

「あ、あ・・・」

(す、凄い。なんて綺麗なんだろう・・・!!)

「まだ買って貰ったばかりなんだけれど・・・。でも和臣が着て欲しいって言うなら」

「えっ!?う、うん。ありがとう、凄く綺麗だよ」

とこれは本当の事を言ったがそれに対してアヤメは"嬉しい"と顔を赤らめるモノの、次の瞬間"でも"と告げて突然、少年の顔の隣に腰を降ろして来る。

「それは嬉しいのだけれど・・・。和臣はどうして私の愛を解ってくれないの?」

「・・・えっ!?」

「さっきもあの年増モブを見ていたよね?あのスーツを着た静岡県静岡市出身、平成四年十一月十一日生まれ推定年齢二十五歳の、南青山女の事を目で追っていたでしょう!?」

「なんでそんな事まで解かんだよ!!」
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