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僕とヤンデレ幼馴染
第5章 君self僕self
その日の予習復習や夕食に入浴、団欒の一時や夜寝る前の歯磨きまでずっと一緒に行動し、就寝時もエッチをするしないに関わらずに必ず同じ布団で寝るようにしていた。

そうする事で次の日の起床時からまた同じ時を過ごせると言う訳であり、和臣はずっとこの少女に自身の生活リズムを完全に支配されたまま毎日を送ることを余儀無くされていたのだ。

「おまえ、堪らんな・・・」

ある日、漸く隙を見付けて忠へと連絡を入れるが正直、彼にもこの問題を何とか出来る方法は見付けられなかった。

そもそも忠は最早、家を出て自立しており彼等とは別の場所で生活をしていたのである、だから地元で何か有ったとしても彼の耳に入る迄には時間が掛かるし、それに何かしてやりたくてもそうそう簡単には行かないモノの、それを承知している和臣がそれでも敢えてこの年の離れた長兄を頼ったのは彼が秘密の多い我が家の跡取りで色々と知っているから、と言う事ともう一つ、忠の恋人もまた幼馴染だったからだ。

彼の場合は小さな頃に近所に住んでいたイタリア人の女性と再会した後に誼を深め、遂には婚約した、と言う訳であったが二つ程歳上の金髪碧眼の彼女はやや思い込みの激しい所はあるモノのとても一途でピュアな人であり、弟である和臣にも優しく接してくれていた。

「だけど確かに大変だが・・・。お前はアヤメちゃんの事が好きなのだろう?だったら一つだけ方法が有るんだが。どうだろう、一噌の事お前の方から求める
様にしてみては?」

「えっ!?」

それを聞いて和臣は驚愕の声を挙げるが彼は今のところ、アヤメを拒んだ事など一度も無く、それ故の疲労が酷いために忠へと連絡を取ったのだ、それなのに。

「でもそれなら僕だって」

「解っているよ、でもそれはあくまでも"このまま行ったらまたアヤメちゃんの機嫌を損ねる、だからやるしかない"とか言う消極的な気持ちだった筈だ、違うか?」

「う・・・っ!!」

「そうじゃなくてさ、お前から滅茶苦茶になるまで彼女を求めてあげるんだよ、そうすれば疲れてフラフラになるし、いっぱい愛して貰えるから満たされて安心するだろう?それならばまだやりようはあるんだけどな」

「・・・・・」

「・・・・・」
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