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僕とヤンデレ幼馴染
第1章 馴れ初め
「アヤメ・・・ッ!?」
「・・・チュッ!!」
何事か言い掛けた彼氏の唇を唇で塞ぐとそのまま数秒間、身動きを取らずにいたが、やがてそれをゆっくりと離すとアヤメはまだ何か言いたそうに和臣をまざまざと見つめていたモノの、其処へ両親が駆け付けて来て先程の情況となったのである。
因みにこの時の火災は自然出火でもなければ失火が原因でも無く、それどころか火元の無い場所からの出火であった為に警察は"放火の疑いが強い"と見て調査を開始、それから僅か一週間で犯人を捕まえたがそれは何と一年前に彼女に絡んで来た不良の一人でしかもその正体は何度か出稽古で行った事のある、隣町の道場主の息子であった。
父親にしごかれていた彼はそれに反抗して家を飛び出し、そのまま地元のギャング団に合流、悪の限りを尽くしていたのだが一年前に和臣に敗退して後は親元へ帰って再び修行の日々を送っていた、しかし。
「少しは石動さんのお嬢さんを見習ったらどうだ!?」
確かに訓練等はサボらずに行うモノのそれまでの自堕落な生活が祟ったのだろう、感覚を鈍らせた彼はまた一からやり直さなければならず、その事を嘆いた父親は何度かそう言って鍛練に身を入れる様にと促したモノのそれが逆効果になってしまい、逆恨みした少年は今回の犯行に及んだ、との事だった。
「何とお詫びを申し上げれば良いのか・・・。ともかく本当に申し訳有りませんでした」
後日謝罪に訪れた少年の両親はアヤメと夫婦の目の前で何度も何度も土下座をしたが、誠意のあるその態度と彼等には罪の無かった事、何より娘が無事だった為に漸く納得した石動夫妻は取り敢えずはそれを受け入れてその日は帰って貰った、と言う訳だ。
「・・・和臣くん」
「はいおじさん」
「前回といい、今回も済まなかった。そして有り難う、礼を言わせてくれ」
「そんなの、別に」
「いいや君は立派だよ、立派な若武者だ」
謙遜して下がる少年に対して道三は何かを納得したかの様にウンウンと頷いていたが、やがて覚悟を決めたかのような顔を少年に向ける。
「・・・よし解った、娘は君にやろう!!」
「えっ!?」
「いや良いんだ、皆まで言わなくても解っているよ。なあお前」
「はいあなた、私もそれで宜しいと思っておりました」
「・・・・・」
「・・・チュッ!!」
何事か言い掛けた彼氏の唇を唇で塞ぐとそのまま数秒間、身動きを取らずにいたが、やがてそれをゆっくりと離すとアヤメはまだ何か言いたそうに和臣をまざまざと見つめていたモノの、其処へ両親が駆け付けて来て先程の情況となったのである。
因みにこの時の火災は自然出火でもなければ失火が原因でも無く、それどころか火元の無い場所からの出火であった為に警察は"放火の疑いが強い"と見て調査を開始、それから僅か一週間で犯人を捕まえたがそれは何と一年前に彼女に絡んで来た不良の一人でしかもその正体は何度か出稽古で行った事のある、隣町の道場主の息子であった。
父親にしごかれていた彼はそれに反抗して家を飛び出し、そのまま地元のギャング団に合流、悪の限りを尽くしていたのだが一年前に和臣に敗退して後は親元へ帰って再び修行の日々を送っていた、しかし。
「少しは石動さんのお嬢さんを見習ったらどうだ!?」
確かに訓練等はサボらずに行うモノのそれまでの自堕落な生活が祟ったのだろう、感覚を鈍らせた彼はまた一からやり直さなければならず、その事を嘆いた父親は何度かそう言って鍛練に身を入れる様にと促したモノのそれが逆効果になってしまい、逆恨みした少年は今回の犯行に及んだ、との事だった。
「何とお詫びを申し上げれば良いのか・・・。ともかく本当に申し訳有りませんでした」
後日謝罪に訪れた少年の両親はアヤメと夫婦の目の前で何度も何度も土下座をしたが、誠意のあるその態度と彼等には罪の無かった事、何より娘が無事だった為に漸く納得した石動夫妻は取り敢えずはそれを受け入れてその日は帰って貰った、と言う訳だ。
「・・・和臣くん」
「はいおじさん」
「前回といい、今回も済まなかった。そして有り難う、礼を言わせてくれ」
「そんなの、別に」
「いいや君は立派だよ、立派な若武者だ」
謙遜して下がる少年に対して道三は何かを納得したかの様にウンウンと頷いていたが、やがて覚悟を決めたかのような顔を少年に向ける。
「・・・よし解った、娘は君にやろう!!」
「えっ!?」
「いや良いんだ、皆まで言わなくても解っているよ。なあお前」
「はいあなた、私もそれで宜しいと思っておりました」
「・・・・・」

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