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僕とヤンデレ幼馴染
第1章 馴れ初め
いや、何がっすか?とは流石に言わなかった(余りにも失礼だったから)モノの面食らっていた和臣の思考が現実に追い付くまではそれよりも更に数分を時を要しておりその間にもトントン拍子に話は進んで行く。

「さてと、そうと決まれば早速君に部屋を準備せねばな。お酒はええと・・・」

「嫌だわあなたったら。まだ和くんは未成年では無いですか」

「いやそうだったな、だーっはっはっはっ!!」

「あ、あの和臣・・・」

呆気に取られている少年の傍らで顔を赤らめてモジモジとしつつもアヤメが熱く潤んだ瞳を此方へと向けていた。

「不束者ですけど、宜しくお願いします。・・・な〜んて、わたしには似合わないかな!?」

「は、はい。はい?」

「いや〜、君みたいな息子がいればなぁっ、てつくづく思っていたんだよね。いやこの調子では初孫の顔も近々拝めるかなぁ!!」

「もうあなたったら。二人はまだ小学生ですよ?」

「おーっとっと。そうだったそうだった。いやー、すまんすまん、おじさん慌てん坊だからな!!」

「そうですよ、せめて高校迄は卒業して貰わないと!!」

大笑いする石動一家とは対照的に一人、和臣だけが取り残されてしまっていたがどうもおかしい、いや確かに嬉しい事は嬉しいのだが話が根本的に飲み込めないのだ。

「いや、あのですね・・・」

「いや、解っているよ。道場の跡取りと言うのはプレッシャーだろう?大丈夫、心配はいらないよ。何しろあと六年以上はあるんだからね、道場のしきたりなんかはその間に少しずつ、覚えていってくれれば良い。それにその間は私が確りと鍛えてあげるからな!!」
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