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夜伽月 よとぎづき 
第5章 鬼鎧の洞窟

「おお…そうか…野風…おめぇも好きだなぁ…」

鬼鎧は野風の尻を鷲掴みにすると上下に大きく動かし始めた。

「ダメダメぇぇ…気が…いくぅいくぅ」

野風が大きな嬌声をあげ始めた。

「ちょ…ゴホゴホッ…」

月が話そうとするたびに咳が出た。

「あーーーん」

野風が反り返り果てると鬼鎧が片腕で野風を支え床へと下した。野風の身体から、ずるりと抜けたそれはどくどくと脈を打ち反り上がっていた。

「軛(くびき)~!!」

大声で鬼鎧が呼ぶと、どこからか、煙草をふかした足元が覚束ない裸の女が現れた。首の周りにはふわふわとした布を巻き付け、髪を高く結い上げ、歩くたびに大きな胸が弾んだ。

「待たせたなぁ」

鬼鎧は、ぐいと軛の手をひっぱり四つ這いにさせると、ペッと手に唾を吐き、徐に脚の間に擦りつけ、黒々とした脈打つそれをゆっくりと沈めていく。


「ああん…。」

野風ももうっとりとした顔をしながら2人の行為を眺めていた。ふたりの女は交互に煙草を吸いながら、恍惚の表情を浮かべている。


「ああん…そんなに乱暴したらぁ…」

軛は、とろりとした目をして見返り鬼鎧に甘えた。

「う…むむむ」

低い声で唸ると激しく音を立てて腰を打ち付けたので、洞窟内に響きはじめた。すると大きな焚火の向こうでも男達が行為を始めたようで、数人の喘ぎ声が聞こえ始めた。寝転んでふたりの行為を観ていた野風は咥えタバコのままで、軛のふるふると揺れる胸の先を細い指で摘まんだ。

「ああ…いいいぃぃ…。」


嬌声をあげるたびに鬼鎧の躍動は増していく。軛はまるで発情した雌猫の様に四つ這いのまま腰を高くあげた。鬼鎧はそれに呼応し火事場の半鐘の如く激しく突き続けた。

「ぐぐぐ…」

軛は、快楽を貪る獣の様に吼え始めると、口の端からタラタラと涎を垂らし始めた。

…正気じゃないわ。

水琴窟で初めて見た透の行為とはまるで逆で、激しく、そして粗野で、優しさの欠片もみられない。













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