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淳、光と闇
第7章 小さな命 武への愛
「じ、淳ちゃん!!」

結花が目を輝かせて淳に駆け寄る。

「素敵…」

「可愛い…」

皆に言われて淳は真っ赤になっている。

「恥ずかしいです…」

「可愛くて素敵よ?」

さゆりにまで言われて

淳はまんざらでもない様子。

「馬子にも衣装だね?」

「え??」

淳が振り向くと

そこには武が立っていた。

「こ、こら!!
何よ!馬子にも衣装って!!」

「そのまんま…」

「武!!」

「へへぇ…」

にたっと笑う武だが嬉しそう。

「じゃぁ、行こうか?」

淳と武は手を繋いで病棟を後にした。

「全く…
お似合いのカップル?
それとも兄弟??」

看護師達が微笑んでいる。

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