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淳、光と闇
第9章 淳、屈辱の夜
バーテンが

「ここの店は旅人の中から
上玉を選んでこうして二人で
楽しむのさ…
お姉さんは選ばれたんだから
感謝して欲しいな。」

「じょ、冗談じゃないわよ!!」

尚も暴れる淳。

「ふふふ…その元気も
いつまで続くかな?」

マスターは薄ら笑いを浮かべて淳に近づいてくる。

「こ、来ないで!!」

「観念しな。」

そう言ってマスターは淳の口を塞いだ。

「むむむ…むぅむぅ…」

嫌がる淳の顔を抑えてマスターは

淳の唇を奪った。

強引に舌を淳の口の中に入れてきた。

「むぅむぅ!!」

顔を左右に振って嫌がる淳。

口を離すと淳はマスターを睨みつけて

「こんな事して…
ただで済むと思っているの?」

「思っているさ…
お前は俺たちにおもちゃにされて…
最後は…これだ…」

そう笑って淳に薬を見せた。

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