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淳、光と闇
第11章 片羽の天使
「そうですか…
それは…気の毒に…
さぞ辛い思いをしているでしょうに…
淳ちゃん、明日にでも
恵ちゃんを外来へ連れてきなさい。」
「はい、有難うございます。」
次の日、施設から恵を連れ出した淳。
「先生…どうして…
恵は病院へ行くの?」
「恵ちゃんは病気の可能性があるの。
でもね、早いうちなら治るのよ。
だから先生の勤めている病院で
見てもらって早いうちに治すの。
分りましたか?」
「恵は病気なの?」
「そうよ、病気よ…」
「治るの?」
「治るわよ。
先生と一緒に治しましょうね?」
「先生と会えなくなるの?」
「会えるわよ。
先生はその病院で看護師さんをしているのよ。」
「へぇ…知らなかった…」
恵は感心したように淳を見た。
外来にて淳の病棟の医師が恵を診察する。
それは…気の毒に…
さぞ辛い思いをしているでしょうに…
淳ちゃん、明日にでも
恵ちゃんを外来へ連れてきなさい。」
「はい、有難うございます。」
次の日、施設から恵を連れ出した淳。
「先生…どうして…
恵は病院へ行くの?」
「恵ちゃんは病気の可能性があるの。
でもね、早いうちなら治るのよ。
だから先生の勤めている病院で
見てもらって早いうちに治すの。
分りましたか?」
「恵は病気なの?」
「そうよ、病気よ…」
「治るの?」
「治るわよ。
先生と一緒に治しましょうね?」
「先生と会えなくなるの?」
「会えるわよ。
先生はその病院で看護師さんをしているのよ。」
「へぇ…知らなかった…」
恵は感心したように淳を見た。
外来にて淳の病棟の医師が恵を診察する。