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大人なの。
第2章 糸

非力な彼女は俺のされるがままに
腕の中にいた
体を固くし、顔を反らせる。
離れることは許さないと
更に強く抱き締めて首筋に顔を埋めると
彼女の匂いに満たされた。
この匂いは、
ほっとする。
気付かれないように
溜め息をついて、少し腕を緩めると
腹の辺りでモゾモゾと動いていた彼女の腕に
胸を押され距離を取られた
まだ震えている手と肩に添って顔を覗き込むと
苦しそうに息をしている。
「息が出来ない」
小さく抗議し深呼吸をする彼女
どうやら抱き潰す寸前だったらしい。
小さくて
非力な
彼女が
愛しい。
腕の中にいた
体を固くし、顔を反らせる。
離れることは許さないと
更に強く抱き締めて首筋に顔を埋めると
彼女の匂いに満たされた。
この匂いは、
ほっとする。
気付かれないように
溜め息をついて、少し腕を緩めると
腹の辺りでモゾモゾと動いていた彼女の腕に
胸を押され距離を取られた
まだ震えている手と肩に添って顔を覗き込むと
苦しそうに息をしている。
「息が出来ない」
小さく抗議し深呼吸をする彼女
どうやら抱き潰す寸前だったらしい。
小さくて
非力な
彼女が
愛しい。

