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健と舞の過去
第1章 健と舞の過去

「とめさん!!!!」
「舞さん、駄目だ!!
引き返しては助かるものも
助からない!!
振り向くな!!」
漁師の与太郎が泣きながら舞の
手を引っ張った。
「嫌だ!!とめさん!!とめさん!!」
舞ととめの間に津波の波が押し寄せて
舞の視界からとめの姿が消えた。
にっこり笑っているとめ。
「とめさん!!とめさん!!」
与太郎と良太が引っ張る中必死に
とめを呼び続ける舞。
「う、うぅぅぅ…」
そしてすぐに次の津波が来た。
「舞さん、走るぞ!!」
二人は舞を強引に引っ張って走り出した。
かろうじて丘に上がって津波をかわして
後ろを振り返った舞。
気が付かない間に与太郎と良太の姿がない。
「とめさん…与太郎さん…良太さん…」
津波が引いて病院は…壊滅した…
「舞さん、駄目だ!!
引き返しては助かるものも
助からない!!
振り向くな!!」
漁師の与太郎が泣きながら舞の
手を引っ張った。
「嫌だ!!とめさん!!とめさん!!」
舞ととめの間に津波の波が押し寄せて
舞の視界からとめの姿が消えた。
にっこり笑っているとめ。
「とめさん!!とめさん!!」
与太郎と良太が引っ張る中必死に
とめを呼び続ける舞。
「う、うぅぅぅ…」
そしてすぐに次の津波が来た。
「舞さん、走るぞ!!」
二人は舞を強引に引っ張って走り出した。
かろうじて丘に上がって津波をかわして
後ろを振り返った舞。
気が付かない間に与太郎と良太の姿がない。
「とめさん…与太郎さん…良太さん…」
津波が引いて病院は…壊滅した…

