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二兎を追って落ちた穴
第3章 清算
「自分で誘っといて、こんなに汚く生やしちゃって。オトナなんだかコドモなんだか」
「舐めたくないの?」
「いいや……」

そう言って、あろうことか私のヘアを唇ではみ、犬が玩具をねだるようにクイクイと引いた。この痛みすら、取引の一つなんだと思うと余計に催してしまう。

「どこがいい?」
「決まってるでしょ、クリよ。さっきから勃起して、目立ってるとこよ。タッちゃんだって、いつも吸ってたとこなのに」

ありったけの勇気の対価に、ようやくチロリと舐められる。それだけで、クリが反りかえり1メートルも伸びて弾けたような感覚。これだけお預けされてるのに温感ローションのおかげか、私の下腹部は少しも冷えることがない。もっとされたい。

「女の子なら、もっとおしとやかに」

前とは正反対。私が恥ずかしがると、卑猥な言葉を強いたのに。

「お願い、します。舐めて、下さい」

言って良かった――そそり立っているタクヤの鼻が、絡み合うヘアを巻き込みながら、私の亀裂を掘削するように迫った。まず、お尻のすぐ上のところ、液が垂れてむず痒かったところをつつきながら舐めとり、それから肉厚な部分へ。顔を横に寝かせてキスするみたいに唇を震わせ、長い舌を中へ。私の口を犯しつくしたあの技法で舐めつくす。私はすっかり腰砕けで倒れこんでしまうと、彼はそのまま脚を持ち上げ、私の弱点を、上からまともに覗き込むような格好になる。くる。やっともらえる。私は自ら大きく脚を割り開き、

「く……うぅぅっ!」

獰猛な吸引で、ジュバジュバという音まで立てられてしまう。ほんの小さな突起が、舌で転がされ、唇にはさまれ、刺激されて昂ったそれはもはや私の全身に成り代わり、一抹の快感すら残すまいと、さらに体積を増してしていく。彼は私の膝を抱えてさらに伸び上がったので、私は腰を逃がすことができない。下腹部が悶えて踊り狂う。いっそ壊れよう。両の胸を擦り上げると、ただでさえ荒い息が、激しく。溶けていく体が、もっと。女の体に与えられた三つの突起が喜びに満ちて、私の体を跳ねさせた。彼に抱かれた膝とベッドに接した肩の間で、腰ばかりが別の生き物のようにのたうった。
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