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想いのカタチ
第2章 昔の約束
ホテルにタクシーが到着し、急いでロビーに向かう。
会場を探すためロビーを見渡すとソファーに懐かしい顔があるのに気が付く。
昔と変わらずスレンダーで髪が短くなっていても彼女だとすぐに分かる。
「シズ?」
声をかけると彼女は振り返った。
「えっ…則孝…?」
「そっ!!久しぶりだな」
「やだぁ~~則孝全然変わってない。それにスーツ着てるし」
俺の恰好を見てケラケラ笑う。
性格も昔と変わってないない。
「シズも相変わらずだな」
「失礼ね。女性にはきれいになったねって言うものよ」
「だから変わってないって言ってるんだよ」
俺の言葉に少し頬を赤らめる。
「相変わらずね…」
「お互いにね。それよりもう帰るのか?」
「うん。そろそろ旦那が迎えにくるはずなんだけど…」
そう言って、ホテルの入口に目を向けた時にこちらに走ってくる5歳ぐらいの女の子がいた
「ママ~~」
すごい勢いでシズに飛びつく。
それを、しゃがんで受け止め抱っこする。
「私の娘の美羽」
優しい穏やかな表情で話す。
お母さんになったシズ。
会場を探すためロビーを見渡すとソファーに懐かしい顔があるのに気が付く。
昔と変わらずスレンダーで髪が短くなっていても彼女だとすぐに分かる。
「シズ?」
声をかけると彼女は振り返った。
「えっ…則孝…?」
「そっ!!久しぶりだな」
「やだぁ~~則孝全然変わってない。それにスーツ着てるし」
俺の恰好を見てケラケラ笑う。
性格も昔と変わってないない。
「シズも相変わらずだな」
「失礼ね。女性にはきれいになったねって言うものよ」
「だから変わってないって言ってるんだよ」
俺の言葉に少し頬を赤らめる。
「相変わらずね…」
「お互いにね。それよりもう帰るのか?」
「うん。そろそろ旦那が迎えにくるはずなんだけど…」
そう言って、ホテルの入口に目を向けた時にこちらに走ってくる5歳ぐらいの女の子がいた
「ママ~~」
すごい勢いでシズに飛びつく。
それを、しゃがんで受け止め抱っこする。
「私の娘の美羽」
優しい穏やかな表情で話す。
お母さんになったシズ。