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想いのカタチ
第6章 幸せの連鎖

約1年ぶりの再会にビールを片手に乾杯をする。
真夏のビールは最高で、みんなが見ている前で一気飲み。
「相変わらずだね。文香は」
美鈴が私の次のビールを頼みながら、優しい笑顔で微笑んでくる。
最近、とても優しく笑うようになったなと思う。
彼氏できたのかな?って思うぐらいに素敵な笑顔だった。
「相変わらずって言えばさ、則孝も相変わらずだよな。こおいう集まりはいつも遅れてさ」
「言えてる。成人式の時も遅れてきたよな」
一馬と弘樹が、ここにいない則孝を笑う。
大事な時に限っていない…
昔から間が悪いというか…2人の言葉に頷いてしまう。
「慎一郎と紀子は結婚しないのか?高校の時からだから長いだろう?」
一馬が私立組で高校時代からつきあっている2人に聞く。
もう8年近くつきあっているわけだから、そろそろ?ってみんな思っていた。
「あ~…それなぁ…いいか??」
何かを確認するかのように紀子に聞けば、紀子は静かに頷いた。
「今…2か月なんだ」
慎一郎が伝えると紀子は手でお腹を摩って見せる。
「おめでた??」
私は大きな声で聞いてしまった。
「文香、声大きいって」
「ごめんごめん…だけど、おめでと~」
2人の結婚と出産にうれしくなる。
そして、早く私たちのことも報告したいと思う。
真夏のビールは最高で、みんなが見ている前で一気飲み。
「相変わらずだね。文香は」
美鈴が私の次のビールを頼みながら、優しい笑顔で微笑んでくる。
最近、とても優しく笑うようになったなと思う。
彼氏できたのかな?って思うぐらいに素敵な笑顔だった。
「相変わらずって言えばさ、則孝も相変わらずだよな。こおいう集まりはいつも遅れてさ」
「言えてる。成人式の時も遅れてきたよな」
一馬と弘樹が、ここにいない則孝を笑う。
大事な時に限っていない…
昔から間が悪いというか…2人の言葉に頷いてしまう。
「慎一郎と紀子は結婚しないのか?高校の時からだから長いだろう?」
一馬が私立組で高校時代からつきあっている2人に聞く。
もう8年近くつきあっているわけだから、そろそろ?ってみんな思っていた。
「あ~…それなぁ…いいか??」
何かを確認するかのように紀子に聞けば、紀子は静かに頷いた。
「今…2か月なんだ」
慎一郎が伝えると紀子は手でお腹を摩って見せる。
「おめでた??」
私は大きな声で聞いてしまった。
「文香、声大きいって」
「ごめんごめん…だけど、おめでと~」
2人の結婚と出産にうれしくなる。
そして、早く私たちのことも報告したいと思う。

