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想いのカタチ
第6章 幸せの連鎖
「改めて紹介するな。俺の彼女」
これまた、あっさりと言ったものだから、今日で二回目の動揺がはしった。
私は気恥ずかしいのもあって、うつむいてしまう。
「はぁ」
なぜか、全員がため息をついた。
その溜息の意味が私は分からなかった。
「長かったなぁ~」
「だなぁ…」
「どうみてもお互い好きなのにね…鈍感と言うか…」
「遠回りしすぎよね」
「鈍すぎるんだよ。こいつら」
「まぁまぁ…気持ちが通じたんだからいいんじゃない?おめでとう文香!則孝」
花がグラスを持ち上げて祝福の言葉をかけてくれた。
それを聞いてみんなもグラスを持って
「おめでとう!!乾杯」
2度目の乾杯をした。
何か釈然としなかったが、みんなに報告できて私はホッとした。
当たり前のように則孝の隣にいられる事がとてもうれしかった。
楽しく飲み続けていると美鈴が落ち着かなさそうにそわそわしているのが見て取れた。
「美鈴??どうかした?」
私が問いかけると、一気に顔を赤らめて言い淀む。
美鈴にしては珍しかった。
これまた、あっさりと言ったものだから、今日で二回目の動揺がはしった。
私は気恥ずかしいのもあって、うつむいてしまう。
「はぁ」
なぜか、全員がため息をついた。
その溜息の意味が私は分からなかった。
「長かったなぁ~」
「だなぁ…」
「どうみてもお互い好きなのにね…鈍感と言うか…」
「遠回りしすぎよね」
「鈍すぎるんだよ。こいつら」
「まぁまぁ…気持ちが通じたんだからいいんじゃない?おめでとう文香!則孝」
花がグラスを持ち上げて祝福の言葉をかけてくれた。
それを聞いてみんなもグラスを持って
「おめでとう!!乾杯」
2度目の乾杯をした。
何か釈然としなかったが、みんなに報告できて私はホッとした。
当たり前のように則孝の隣にいられる事がとてもうれしかった。
楽しく飲み続けていると美鈴が落ち着かなさそうにそわそわしているのが見て取れた。
「美鈴??どうかした?」
私が問いかけると、一気に顔を赤らめて言い淀む。
美鈴にしては珍しかった。