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想いのカタチ
第8章 最上な時
「いろんな子がゆかた着てるけど、文香が一番かわいい」

なんて耳元でささやくもんだから、私の心はキュンキュンしている。
則孝は、いつだって思いを口にしてくれる。
長い間、自分の思いを口に出さずにすれ違ってきた私たち。
それもあってか素直に言葉で示してくれる。

「ありがとう」

なんて、すまして伝えるけど、本当は飛び跳ねて喜びたいほどうれしかった。
私だけにささやいてくれる言葉は私を幸せにしてくれる。
あと少しで花火大会会場というところで、左にそれて人がいないビルの合間に入っていった。
どこに行くのかと則孝の顔を見上げても知らん顔をして先に進む。
ビルが立ち並び花火など見えない。
少し不安になった。

「どこ行くの?」

「特別な場所」

それだけしか教えてくれない
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