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想いのカタチ
第10章 母親の想い
「ただいま――」

そう家の中に声をかけると、パタパタと足音を立てながら母さんが玄関に顔をだした。

「おかえり…文香ちゃん、いらっしゃい」

母さんは満面な笑顔で俺たちを迎え入れてくれた。
促されるままにリビングに移動して3人でコーヒーを飲む。
何か変な感じがしてムズムズする。

「で?話って?」

話の要件ぐらい察しはついているのに、聞いてくる。
やっぱり言わないと駄目だよな…

「うん…文香とつきあってること知ってるよな…」

「知ってるわよ。長年の片思いが叶ったんだもん。知らないわけないでしょう」

そう、俺がずっと文香を好きだったことは母さんにバレていた。
文香と付き合いだしたことを告げると、「あなたたちの片思いも長かったわねぇ」としみじみ言われたことを覚えている。
それほどまでに俺たちの想いは筒抜けだったらしい。
知らないのは本人だけ…
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