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Snake and Sun --- 蛇と太陽
第4章 始まる調教の日々
「ほら、お望み通りハメて差し上げますから、尻をこちらに向けなさい」

「な、何回すれば気が済むのよ…っ!午後から予定があるんだから、もう終わりよ!」

アレクセイの「お門違い」な要求に、ソラは顔を真っ赤にしながら反論した。
そもそも朝から自室に呼び出して、好きなだけセックスできると思っている目の前の澄ました男が憎くて仕方がなかった。しかし、宰相という元々多忙な身であるアレクセイには、済ますべき執務というものがある。それは姫であるソラも同様なので、それを引き合いにして、ソラは行為を終わらせようと急いだ。

アレクセイはしばし考え込んだような素振りの後、ニヤリと形の良い口角を歪ませた。


「私を早くイカせることができれば、その分早く終わりますよ。午後の予定に遅れて困るのはソラでしょう?愛する騎士団団長殿との視察ですものねぇ」

アレクセイは当然、ソラの予定を全て把握していた。
午後からソラは騎士たちを護衛につけて、城下町を視察するのである。特別な用事がない限り毎週行われる視察であり、国民が<太陽姫>を間近で拝見できる機会である。


「ル、ルークは今関係ないでしょ…」

「……そんな雌のいやらしい匂いを匂わせた姫君を、私が逃すと思いますか。さぁ、体位は貴女が優位の騎乗位で構いませんから、早く終わらせた方が賢明だと思いますよ」

アレクセイの煽り上手な物言いに、ソラはむっとする。
こんな生意気な男、さっさとイカせてしまおう。シャワーを浴びてからルークに会いに行こう。ソラはベッドに優雅に寝そべる憎たらしい男におずおずと跨り、その肉棒を握ってごくりを生唾を飲んだ。


(こんな太くて熱くて硬いものが、いつも私のナカに……)

ドキドキという不規則な鼓動が痛い。
もう数発も精液を出したのに、どうしてこんなに硬いのだろうか。


肉棒を見つめたまま握って、自分の秘部に宛てがおうとする初々しい反応のソラを見上げながら、アレクセイはしたり顔を隠せずにいた。
そんな食い入るように見つめながら、割れ目からはとろりを愛液を垂らしている。その愛液が亀頭にかかり、むずむずとした感覚に襲われる。

ソラは意を決して、挿入しようとゆっくりと腰を屈ませた。
割れ目に熱い亀頭が当たった瞬間、ぴくりと肩を揺らし、ソラはぞわぞわとした悪寒が背中に走ったのを感じた。
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