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甘えた
第7章 07
待たせてあった高級車に二人で乗り込むと、すぐさま頭を膝の上に乗せ横たわり、手のひらをあたしに向ける。
ポケットからスマホを取り出して、その手に乗せた。恒例のスマホチェック…
「今日はぴーちゃんは一緒じゃないんだね?」
助手席に人影がないことを確認する。
「うん、授業があるからね」
「莉壱は?」
「サボり。じゃないと都羽の帰りに間に合わないの」
莉壱はあたしのシャツの胸ポケットにスマホを突っ込むと、あたしの腰に腕を廻しておなかに顔を押しつけた。
「俺の作ったオムライス食べたい?」
あはっ、そんなにオムライスが気に入ったんだ?……ああ、昨日はあたし、チキンライスだったからもう一度作ってくれるの?それとも…褒められたいのかな?
莉壱を思いっきり甘やかしたい…髪を撫でながらそんな事をフッと考えた。
「うん、食べたい。今日はオムレツにチーズ入れてみる?」
ポケットからスマホを取り出して、その手に乗せた。恒例のスマホチェック…
「今日はぴーちゃんは一緒じゃないんだね?」
助手席に人影がないことを確認する。
「うん、授業があるからね」
「莉壱は?」
「サボり。じゃないと都羽の帰りに間に合わないの」
莉壱はあたしのシャツの胸ポケットにスマホを突っ込むと、あたしの腰に腕を廻しておなかに顔を押しつけた。
「俺の作ったオムライス食べたい?」
あはっ、そんなにオムライスが気に入ったんだ?……ああ、昨日はあたし、チキンライスだったからもう一度作ってくれるの?それとも…褒められたいのかな?
莉壱を思いっきり甘やかしたい…髪を撫でながらそんな事をフッと考えた。
「うん、食べたい。今日はオムレツにチーズ入れてみる?」