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甘えた
第7章 07
「莉壱、学校の時間割教えて?」

スマホに記録してある自分の学校の時間割表の画面を開く。

「えーなんで?めんどい」

そう言いながらも鞄の中から印刷された表を出してくれる。
すぐに見せてくれるんだから、いちいち嫌な顔しなくてもいいのに……

テーブルに並べ、お互いの学校の時間割を見比べる。


「うわっ、授業がびっちりだね。莉壱の学校の方が終わるの遅いじゃん」

「おバカ学校と一緒にされてもねぇ」

そうですよー、どーせおバカ学校ですよー。心の中で毒づく。


「あたしが電車で来れば、ちょうど帰ってくるくらいの時間だね。授業サボるのはよくないよ?」

「都羽が来るの?」

「うん」

車で迎えに来られて脇汗かくのは避けたい。長谷川くん達の不安感を煽ることも無くしたい。

「いや、迎えに行かなくてもここにちゃんと来るの?って意味だよ?」

「うん、そのつもりだけど?」

来いって言われれば行きますよ?

「ふーん」


莉壱は立ち上がり一旦玄関へと姿を消した。

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