この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第7章 07
コトッとテーブルの上に置かれたのは鍵。

「俺が居なくても、部屋ん中に入って待ってて」

「…っえ?大事な鍵なんて渡されても…困る。莉壱の帰りに合わせて電車に乗るから必要ないよ。それに万が一、盗難騒ぎになって疑われたるするの嫌だし…」

思いがけない貴重品の登場にあたふたしながら断りを入れる。


「くすっ。だって都羽じゃん?」

「それって…『だっておバカじゃん』って言ってるように聞こえるんだけど?」

「あはははっ、そう聞こえた?鋭いね」


くぅぅ…やっぱり、そういう意味で言ってたのか……
合鍵なんて大切な物を簡単に預かれないあたしはしつこく断り続ける。


「ダメだよ…おバカに持たせると失くしたりして危険だよ?」

「自分でおバカって言っちゃう?あははっ」

「言いたくないに決まってるでしょ?!鍵は、ほんとにだめだって…」
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ