この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第7章 07
「んー?なんでこの数字になるんだろうな?都羽、8かける7は?」

首をかしげながら聞いてきた。

九九ぐらい出来ますっ!

「はちしちしじゅうに」

そう答えると莉壱は口をへの字に曲げ目を大きく見開いた。

なにぃー?その顔!そんな表情するの?可愛いぃー。


…って、もしもーし?テーブルに突っ伏して肩を震わせてるのは笑ってるんだよね?
そんなに可笑しいこと言った?
足をバタバタさせたと思ったら、腕に埋めた顔をちらっとこちらに向けた。目尻に涙が溜まってる。


「じゃあ、7×8は?」

「しちはごじゅうろく…………あっ!」

「あはははっ。都羽ちゃん、おバカー。ひゃはははっ、小学校からやり直しだね」

完全に大爆笑されちゃってます。

わぁー、あたしの九九人生、いつから間違えてたんだろ?我ながらおバカだと思うよ…イタイ、イタイ。これは痛恨の一撃で自爆した…恥ずかしすぎるぅぅ。

あたしは真っ赤になって下を向くことしか出来なかった。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ