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甘えた
第7章 07
「んー?なんでこの数字になるんだろうな?都羽、8かける7は?」
首をかしげながら聞いてきた。
九九ぐらい出来ますっ!
「はちしちしじゅうに」
そう答えると莉壱は口をへの字に曲げ目を大きく見開いた。
なにぃー?その顔!そんな表情するの?可愛いぃー。
…って、もしもーし?テーブルに突っ伏して肩を震わせてるのは笑ってるんだよね?
そんなに可笑しいこと言った?
足をバタバタさせたと思ったら、腕に埋めた顔をちらっとこちらに向けた。目尻に涙が溜まってる。
「じゃあ、7×8は?」
「しちはごじゅうろく…………あっ!」
「あはははっ。都羽ちゃん、おバカー。ひゃはははっ、小学校からやり直しだね」
完全に大爆笑されちゃってます。
わぁー、あたしの九九人生、いつから間違えてたんだろ?我ながらおバカだと思うよ…イタイ、イタイ。これは痛恨の一撃で自爆した…恥ずかしすぎるぅぅ。
あたしは真っ赤になって下を向くことしか出来なかった。
首をかしげながら聞いてきた。
九九ぐらい出来ますっ!
「はちしちしじゅうに」
そう答えると莉壱は口をへの字に曲げ目を大きく見開いた。
なにぃー?その顔!そんな表情するの?可愛いぃー。
…って、もしもーし?テーブルに突っ伏して肩を震わせてるのは笑ってるんだよね?
そんなに可笑しいこと言った?
足をバタバタさせたと思ったら、腕に埋めた顔をちらっとこちらに向けた。目尻に涙が溜まってる。
「じゃあ、7×8は?」
「しちはごじゅうろく…………あっ!」
「あはははっ。都羽ちゃん、おバカー。ひゃはははっ、小学校からやり直しだね」
完全に大爆笑されちゃってます。
わぁー、あたしの九九人生、いつから間違えてたんだろ?我ながらおバカだと思うよ…イタイ、イタイ。これは痛恨の一撃で自爆した…恥ずかしすぎるぅぅ。
あたしは真っ赤になって下を向くことしか出来なかった。