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甘えた
第8章 08
あたしから、しがみつく様に密着しちゃってるんだけど、痛くてそれどころじゃない。もう…涙目。
「う゛う゛っ、いだいぃぃ」
「あはははっ、大丈夫?都羽、コントみたいだよ。くくっ」
ぴーちゃんは抱き合うあたし達に向かって、両手を合わせ謝ってくる。莉壱から離れ、大丈夫と手のひらでジェスチャーをしながら、苦い笑顔を作った。
その間、痛む箇所を莉壱の手が2、3度往復していた。
コントが終了すると、3人でダイニングテーブルの各自決まった席に着く。
「何持ってきたの?お泊りセット?」
あたしのスポーツバッグを目ざとく見つけファスナーを開けようとする。
「人の物を勝手に漁るんじゃないっ」
奪い返して、自分で開けた。
「じゃーん」
バッグから取り出したのは電気タコ焼き機。
「おーっ、タコヤキ。作ってくれるの?」
「ううん。莉壱なら上手に作れそうな気がして」
またしても……おだてて・やらせて・あたしは楽チン大作戦!
「う゛う゛っ、いだいぃぃ」
「あはははっ、大丈夫?都羽、コントみたいだよ。くくっ」
ぴーちゃんは抱き合うあたし達に向かって、両手を合わせ謝ってくる。莉壱から離れ、大丈夫と手のひらでジェスチャーをしながら、苦い笑顔を作った。
その間、痛む箇所を莉壱の手が2、3度往復していた。
コントが終了すると、3人でダイニングテーブルの各自決まった席に着く。
「何持ってきたの?お泊りセット?」
あたしのスポーツバッグを目ざとく見つけファスナーを開けようとする。
「人の物を勝手に漁るんじゃないっ」
奪い返して、自分で開けた。
「じゃーん」
バッグから取り出したのは電気タコ焼き機。
「おーっ、タコヤキ。作ってくれるの?」
「ううん。莉壱なら上手に作れそうな気がして」
またしても……おだてて・やらせて・あたしは楽チン大作戦!