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甘えた
第9章 09
「外でデートしようと思ってたけど今日はここでずっとこーしてる」

ぎゅうぎゅうとあたしのおなかに顔を押しつけて、さわさわと太腿の裏を撫でる莉壱の手。

これは危険です…是非とも外に出る方向で話を進めたい。 

「えー?あたしぃ~デートしたぁ~い」

高めの声でおねだりっぽくしてみたけど、不似合いなキャラ設定に自分で言ってて恥ずかしくなった。
莉壱が顔を上げあたしを見上げる。

ツッコミくるかぁ?それとも冷や~っとした目で一瞥する?

「この格好で行くの?」

眉をひそめず上目遣いになった表情は幼くとても可愛かった。そーきたのぉ?あたしの甘やかしたい気持ちが上昇中…

「ほら、カーディガン着れば。ね?」

駅に着いた時に脱いで腰に巻き付けていたカーディガンを羽織って見せた。

「脚は?」

「脚?ははっ、こんな筋肉のついた脚見る人いないよ?いこーよ、いこーよ、デートしよ」

脇に手を差し込んで立ち上がらせ、玄関へ無理やり引っ張って行った。

なんとか危険は回避できそうです。
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