この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘えた
第9章 09
「あっ、あった!これ欲しかったの」
10センチくらいのまん丸ファーのバッグチャーム。
バッグの持ち手や金具に留め付けてファーはバッグの外側でアクセサリーとして、鍵を付けるチェーンの方はバッグの中に収納できるようになっている。
キーホルダーとしてはでっかいし、これなら大事な鍵は無くさないと思う。
「何色にしよっかなー、黒かな…白だと可愛過ぎるかな…」
「ピンク」
「ベージュもいいよねー、水色も可愛いかも…」
「ピンク」
「濃い色だと冬っぽくなっちゃうから…白っぽいグレーにしよっ」
「ピンク」
「お会計してくるね」
レジへ行き支払いを済ませる、すぐに使いたいからと言って値札を切ってもらい、お店の人に断って店内で付けさせてもらうことにした。
「おまた……せ」
振り向くと莉壱がレジカウンターに商品を置いた。あたしと同じファーチャームのピンク色。
ははっ、ピンクが欲しかったのか…おそろいじゃん。
10センチくらいのまん丸ファーのバッグチャーム。
バッグの持ち手や金具に留め付けてファーはバッグの外側でアクセサリーとして、鍵を付けるチェーンの方はバッグの中に収納できるようになっている。
キーホルダーとしてはでっかいし、これなら大事な鍵は無くさないと思う。
「何色にしよっかなー、黒かな…白だと可愛過ぎるかな…」
「ピンク」
「ベージュもいいよねー、水色も可愛いかも…」
「ピンク」
「濃い色だと冬っぽくなっちゃうから…白っぽいグレーにしよっ」
「ピンク」
「お会計してくるね」
レジへ行き支払いを済ませる、すぐに使いたいからと言って値札を切ってもらい、お店の人に断って店内で付けさせてもらうことにした。
「おまた……せ」
振り向くと莉壱がレジカウンターに商品を置いた。あたしと同じファーチャームのピンク色。
ははっ、ピンクが欲しかったのか…おそろいじゃん。