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甘えた
第9章 09
こういうのって吊り橋効果っていうんだよね?すっごいドキドキしてる。助けてくれた莉壱が男らしく思える。

でも、それ以上にまわりの人の視線が恥ずかしくって、羞恥心いっぱいで、助けてもらってなんですが、こんなところで舌を入れるな!っていう怒りの方が上回った。

ざわつく視線が痛い、早くこの場を立ち去りたい……


「もっと上にも展望台あるけど行く?」

支えられながら歩き出すと莉壱が平然と聞いてきた。
いや、もう…危機的状況を乗り越えたんで体力も気力もゼロ……

「行きたいけど…今日はもういい…です」

「ん。じゃあ、もんじゃ焼き食べて帰る?」

「うんうんっ」

目を輝かせて頷いたあたしに気抜けしたように笑う。

「あはっ、すっげー嬉しそうな顔。…ちょっと電話してくる」

「あっ、あたしトイレに行ってくるね」

食べ物に釣られて、さっきの羞恥心も怒りも吹き飛んで、思わず尻尾を振っちゃったじゃないの……
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