この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第11章 11
……ニセモノ相手にしてる暇あったら彼女呼びなよっ。

「ほら、もう帰──

「あ゛っーケツが痛ぇ!」

あたしの帰る宣言にかぶせるように吼える。

「都羽、湿布貼って」

「大丈夫?尾てい骨打った?」

「打ってない。違う、コレ…」

おしりのポケットから取り出したスマホ…画面がクモの巣のようにひび割れている。

「はは……」

「都羽、ケツ見て?赤くなってるかも」

「はいはい…」

イテテッと言いながら立ち上がった莉壱をソファーに連れて行く。
下敷きにさせてしまった責任もあるし、怪我の手当てだけはしてあげる…

ソファーの前に座り込んだあたしの目の前に、うつ伏せに寝転んだ莉壱のおしりが披露される。

「どこが痛いの?なんともなってないよ?」

「ここらへん」

後ろ手でぶつけた辺りを押している。

「あーちょっとだけ赤くなってる」

手のひらでおしりの肉を強めに擦る。

「痛っ、痛っ」

「散らせば青痣になりにくいから」

光政のパンチをくらってケロッとしてる人がおしりを打ったくらいで痛いだなんて…ただの甘えだっ。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ