この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第11章 11
……やばい。ドキドキしてきた。赤らめた表情で帰さないとか必死に抱き付いちゃって…今、甘やかしたさ度マックスなんですけどー!!

「いつも通り居るから。ね?」

莉壱のさらさらな髪に触れながら、じわじわと満たされていく温かい心地に浸りだす。
これがそうかも……『愛を欲しがって甘えてたって自覚ないでしょ?』爽やか浪人生ケンジが言ってた言葉。


あたし今、莉壱に甘えてる。


あたしが甘やかしてるんじゃなくて、莉壱が甘やかさせてくれてる。与えてるつもりで実はあたしが与えてもらいたかったんだ。
満たされるために、もっといっぱい莉壱のこと甘やかしたい…

気付いたらあたしの方がしがみ付いていた。肩に頭を乗せ、莉壱の頬に頬を擦り寄せ目を閉じる。
あたし、彼女に申し訳ないって思いながら、莉壱の愛を欲しいって思っちゃってる……



──あ、気付いちゃった。あたし莉壱が好きなんだ……



頬を通して伝わる柔らかい温もりの中をフワフワと漂っていた。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ