この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第11章 11
夕飯は、もう冷やし中華始まってんじゃない?ってことでラーメン屋に行くことになった。

先日ダンサー男に絡まれた横道に入り、車の通行の少ない道を手を繋いで歩く。
隣を歩いても肩先は触れ合わないし、一歩遅れるとその分、距離も開く。
やっぱり彼女とあたしじゃ距離感が全然違うな……


おなか一杯になってご機嫌な帰り道。

「うちのがっこ、明日から夏休み~」

「いいなー、うちは明日が終業式だよ」

「羨ましいなら、うちのがっこに転入してくれば?」

冗談っていうか嫌味を言われる。

「無理…」

学力とか学費とか現実的に無理なんだけど、莉壱と彼女の学園ラブライフを見るなんてことは絶対に無理……

もう、ニセモノのカレカノ任務は終わりにして地元で、結愛花のそばで、見守っていればいい。

今ならまだ引き返せる、気持ちを封印して離れるしかない。離れればすぐに莉壱の事なんか忘れられるに決まってる。

自分の生活に戻ろう……
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ