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甘えた
第12章 12
手早く制服を着てお風呂場へ向かう。

「あそこの壁が全面ガラス張りだから、裸でうろつかないでね?」

高級そうな木製チェストに囲まれた大きなベッドの際が窓ガラスになっている。

6車線の広い道路を挟んで向かいのビルの窓が見えるが室内までは見えることは無い。そこまで神経質にならなくても良さそうなんだけど…

「うん」

やっぱり莉壱は育ちが良いらしい…っていうかあたしのはしたなさを改善しないとね。


シャツを脱いでいると莉壱は洗面台の下の棚から何かを持ってきた。

「誕生日に貰ったんだ」

ボディーソープと入浴剤、それと手にはめて使うミトン型の白いウサギちゃんのボディータオル。可愛いバスセット。

「可愛いの貰ったね」

「んとに。毎年何かしらくれるんだけど、こんなに役に立たないプレゼントは初めてだよ」

「くすっ。良かったじゃん、今日使えて。これもぴーちゃんがくれたの?」

「んー、アイツ……銀河」

あはっ。だから可愛いんだ…結愛花と一緒に選んだのがバレバレ。あの長谷川くんが可愛い雑貨屋さんで買い物をしている姿を想像して思わず吹き出しそうになるのを堪えながら浴室に入った。

長谷川くんが毎年お祝いをしていることには驚いた。なんだかんだ言って可愛がってるんだね…莉壱だって貰って喜んでるみたいだし。
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