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甘えた
第13章 13
電車が原宿駅に到着し、ホームから改札へと抜ける通路がたくさんの人で溢れていて圧倒されてしまう。
背の低い結愛花が逸れないようにとしっかりと肩を抱いて歩く。
「うわぁ、すごい混んでるねー。お祭りでもあるのかな?ゆめ、迷子にならないでね」
「うふっ、いつもこんな感じだよ?」
平然とした様子で、人混みの中をスムーズに歩く結愛花。
えっと…じゃあ、結愛花を守るために肩に手を置いてると言うよりも、あたしが迷子にならないようにしがみ付いてる…ってことですかね。
「はははっ…ゆめが行きたいお店まで案内して…」
カラフルなショップが両サイドに立ち並ぶ賑やかな通りを、溢れ返る人の波に乗りながらお目当てのお店を目指してキョロキョロする。
色んなファッションスタイルのお店が並び、ここを歩く人達が思い思いのコーデを自由に楽しんでいる。
オシャレの熱量が高いっ!
中には二度見してしまうような奇抜な格好をしている人も居た、ヘアースタイルだったりサングラスだったり服の配色だったり、でもそれがキラッキラしてる。
あたしが持っていない常識に度肝を抜かれ興奮していく。
「うわっ、うわっ、みんなオシャレ〜」
一方、結愛花はこの雰囲気に違和感無く馴染んでいて、ここのスイーツが美味しいだとかキャラクターショップの話だとか笑顔満載の原宿案内人だった。
背の低い結愛花が逸れないようにとしっかりと肩を抱いて歩く。
「うわぁ、すごい混んでるねー。お祭りでもあるのかな?ゆめ、迷子にならないでね」
「うふっ、いつもこんな感じだよ?」
平然とした様子で、人混みの中をスムーズに歩く結愛花。
えっと…じゃあ、結愛花を守るために肩に手を置いてると言うよりも、あたしが迷子にならないようにしがみ付いてる…ってことですかね。
「はははっ…ゆめが行きたいお店まで案内して…」
カラフルなショップが両サイドに立ち並ぶ賑やかな通りを、溢れ返る人の波に乗りながらお目当てのお店を目指してキョロキョロする。
色んなファッションスタイルのお店が並び、ここを歩く人達が思い思いのコーデを自由に楽しんでいる。
オシャレの熱量が高いっ!
中には二度見してしまうような奇抜な格好をしている人も居た、ヘアースタイルだったりサングラスだったり服の配色だったり、でもそれがキラッキラしてる。
あたしが持っていない常識に度肝を抜かれ興奮していく。
「うわっ、うわっ、みんなオシャレ〜」
一方、結愛花はこの雰囲気に違和感無く馴染んでいて、ここのスイーツが美味しいだとかキャラクターショップの話だとか笑顔満載の原宿案内人だった。