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甘えた
第13章 13
太陽が真上に昇り、部屋の気温が上昇する。汗が出るほどの不快な暑さで目が覚めた。
「あっづーぃ!」
目が覚めたところで昨日の出来事は夢じゃないって冷静に判断できた。
結論は、莉壱はやっぱり策士だったってこと。
心にぽっかりと穴が空いてる気もするけど、たぶん平常心は取り戻せてる。よし、大丈夫!
夕方になると光政から約束通り着信が…
「もしもし?」
「都羽さん、俺っす。」
「結愛花の様子は?」
「都羽さんの方こそ大丈夫か?」
いつもの威勢のいい声とは違う優しい声であたしのことを気にかけてくれる。
「大丈夫だよ?それより結愛花の話聞かせて」
「朝から病院に行って、銀河さんと一緒に結愛花さん家に帰ったっす」
「病院?結愛花、ケガしてた?!」
「体のケガじゃなくて、心の傷ってやつ?念のためって言ってたけど」
「分かった。ありがと」
一方的に電話を切ると部屋を出て、結愛花の家へ向かった。
「あっづーぃ!」
目が覚めたところで昨日の出来事は夢じゃないって冷静に判断できた。
結論は、莉壱はやっぱり策士だったってこと。
心にぽっかりと穴が空いてる気もするけど、たぶん平常心は取り戻せてる。よし、大丈夫!
夕方になると光政から約束通り着信が…
「もしもし?」
「都羽さん、俺っす。」
「結愛花の様子は?」
「都羽さんの方こそ大丈夫か?」
いつもの威勢のいい声とは違う優しい声であたしのことを気にかけてくれる。
「大丈夫だよ?それより結愛花の話聞かせて」
「朝から病院に行って、銀河さんと一緒に結愛花さん家に帰ったっす」
「病院?結愛花、ケガしてた?!」
「体のケガじゃなくて、心の傷ってやつ?念のためって言ってたけど」
「分かった。ありがと」
一方的に電話を切ると部屋を出て、結愛花の家へ向かった。