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甘えた
第13章 13
次の日、朝から光政が家に来た。赤いTシャツに赤いジャージ姿、ちゃりんこに乗って。

「遊びに来たっす」

「あ?あたし今起きたばっかりなんだけど?」

「うっそ、寝起きっすか?都羽さんの寝起き拝めたんすか?俺…やばいっす」

さりげなく股間の辺りで手を組んだのは、見なかったことにします。

「ちーがーうーよ!起きてボーっとしてた…だけ」

「元気そうで良かった」

男らしい顔つきをニコニコと崩した光政の笑顔につられて口角が上がる。

「まぁどうぞ、中へ」

折角来てくれたのだからと居間に通す。

「うわっ、すげぇ!ラジコン本格的っすねー」

居間の片隅で、無造作に並べられた父さんのラジコンを見つけ目を輝かせた。

「父さんのだから触らないでよ?壊したらぶん殴られる」

しゃがみ込み顔を近づけて物珍しそうに眺めている。

「親父さん、元ヤンっすよね?」

「今もやんちゃだけど?あははっ。何年か前にコンビニ前でたむろってた若者5、6人を父さんと友達の二人で躾けたことがあって、おまわりさんに説教食らってたよ」

「へぇー教育指導するんっすねー」

「意味わかってる?態度の悪い若者にぶちギレて乱闘騒ぎ起こしたってことだよ?」

「おおっ!親父さん、カッコイイっすね!」

そこは憧れるとこじゃないでしょ…
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