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甘えた
第14章 長い一日
整理しきれないあたしは頭の中で話の糸口を辿る。
チームに引き込みたかった例のダンサー男たちが人質にしようと、あたしの次に結愛花を狙った。それを莉壱が助けに行った?
本当に助けたの?元々、結愛花を奪うつもりでいたところに、意図せず好都合に手に入れられた…そして、あたし達を呼びつけて長谷川くんの前で結愛花を開放した。
結愛花の記憶があいまい…あいまいの間、何かされてた?まさか…あたしにしてきたみたいなことをして辱めた?
だめだ……ネガティブ思考に陥った…吐き気がする。
莉壱なら簡単に女に手を出すだろう。結愛花に酷いことして許せないと思う反面、嫉妬する自分がいた。
それが一番キモチワルイ……
1時間くらい経った頃、再び長谷川くんが訪れた。
「車の中で話したいんだが、いいか?」
長谷川くんが後部座席のドアを開けてくれる。
「ゆめっ!」
「とわちゃん」
顔色の良い結愛花が車の中にちょこんと座っていた。
飛び付くように後部座席に乗り込むと結愛花をぎゅっと抱きしめた。
チームに引き込みたかった例のダンサー男たちが人質にしようと、あたしの次に結愛花を狙った。それを莉壱が助けに行った?
本当に助けたの?元々、結愛花を奪うつもりでいたところに、意図せず好都合に手に入れられた…そして、あたし達を呼びつけて長谷川くんの前で結愛花を開放した。
結愛花の記憶があいまい…あいまいの間、何かされてた?まさか…あたしにしてきたみたいなことをして辱めた?
だめだ……ネガティブ思考に陥った…吐き気がする。
莉壱なら簡単に女に手を出すだろう。結愛花に酷いことして許せないと思う反面、嫉妬する自分がいた。
それが一番キモチワルイ……
1時間くらい経った頃、再び長谷川くんが訪れた。
「車の中で話したいんだが、いいか?」
長谷川くんが後部座席のドアを開けてくれる。
「ゆめっ!」
「とわちゃん」
顔色の良い結愛花が車の中にちょこんと座っていた。
飛び付くように後部座席に乗り込むと結愛花をぎゅっと抱きしめた。