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甘えた
第14章 長い一日
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せっかく都羽の気持ちを振り向かせることが出来たのに、親の会社の何周年記念だとかの式典に銀河と揃って参加しなきゃいけなくて…なんつー面倒な日曜日。

普段は仕事漬けな母親がここぞとばかりに一緒に過ごそうって無理押しする。

俺も親に話があったから同席したんだけど、本音を言えばすぐにでも帰って都羽といちゃいちゃしたい。

母親と血の繋がらない銀河は関心を持たれないおかげで、アイツだけとっとと女の所に行きやがった。

レストランの個室で両親とテーブルを囲む。

母親が淡々と話をしているのは、もっぱら俺の学業について。

高学歴で、仕事において敏腕な母親は、俺にも教育熱心で子供の頃から高度な勉強だけはさせたがる。

そこだけクリアーしとけば何しても自由だったから、好き放題やって楽しんできた。

…つもりだった。自分だけが楽しくて周りを傷つけてるなんて思いもしなかった。

都羽から『寂しい』って言葉を教えられて初めて自分の欠落した箇所と向き合わされた。

都羽は俺にとって太陽だ。んー、そんなにギラギラと熱量は強くないかな…『おひさま』かな。

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