この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘えた
第14章 長い一日
実際に喋ってみて、どこに惹かれたのかさっぱり分からなかったけど、莉壱って名前を呼ばれるたびに胸が締め付けられた。

俺の中で俺自身が勝手に都羽を求めてる。

そう思い始めたら、俺を見て笑う表情や睨みつける目、甘やかしてくれる優しい仕草、エロいところもおバカなところも可愛くって、都羽の全てに惹かれていた。

でも、都羽と一緒に居るようになって違和感がつきまとう。勇気を出して告って付き合うことになったのに都羽は俺を見てない。
元々、銀河の仲間だった都羽は、銀河のためだけに俺の所に居るのかなって。心は銀河に持っていかれちゃってるのかなって。
涙を流してたこともあった。デートの時、誰かを思ってるような表情してたんだよな。やっぱ、銀河じゃないとだめなのかなって…俺はいつまで経っても銀河に勝てない。

俺のものにしたくって、優しくしたり、男らしくしてみたり、俺を求めるように焦らしたり、頑張ってみたものの、結局は素の自分をさらけ出してることの方が多くて……

次第に努力も報われて、都羽の気持ちが少しずつ俺の方に向いてくれた気がした。


そしてついに、ついに完全に都羽が俺を見てくれた。

心も体も俺のもの!!

って浮かれてた時に大事件。
/437ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ