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甘えた
第14章 長い一日
「この間スカート穿いてたよね?」
「あーアレはね、あの日、結愛花と買い物に行って選んでもらったの」
「本当に友達と出掛けてたんだ…」
「そうだよ」
「彼女、いいセンスしてるじゃん。都羽に似合ってた」
「でしょ?結愛花はあたしの妹でもあり姉でもあるんだから…」
「そっか。覚えとく」
「話戻すけど、結愛花の目の前でケンカしたんだって?どれだけ結愛花が怖い思いをしたか…」
「あの時は複数人いたから先手を打つしかなかったんだよ」
「暴力じゃないと解決出来なかったの?」
「ちゃんと話も聞いたよ。アイツの女を拉致ってきたら俺が喜ぶと思ったんだと、その見返りにチームに入れって」
そっか。考えた上でのケンカか。結愛花を助けるためでもあったし、結愛花自身も助けてもらったって思えるようになってきたから、今回のことは良しとするか。
「二人から伝言があるんだ。長谷川くんから『莉壱の言い分を聞かずに責めちゃってごめんね』って。結愛花から『助けてくれてありがとう』って」
「くすっ。アイツがそんな可愛い口調で言うか?」
「言い方はちょっと変えたけど、要はそーいうこと言ってたの。そうだ!莉壱も二人に謝りに行かないとね?」
「なんで?」
ガバッと顔を上げる。納得してない!意に反してる!表情はそう語っていた。
「あーアレはね、あの日、結愛花と買い物に行って選んでもらったの」
「本当に友達と出掛けてたんだ…」
「そうだよ」
「彼女、いいセンスしてるじゃん。都羽に似合ってた」
「でしょ?結愛花はあたしの妹でもあり姉でもあるんだから…」
「そっか。覚えとく」
「話戻すけど、結愛花の目の前でケンカしたんだって?どれだけ結愛花が怖い思いをしたか…」
「あの時は複数人いたから先手を打つしかなかったんだよ」
「暴力じゃないと解決出来なかったの?」
「ちゃんと話も聞いたよ。アイツの女を拉致ってきたら俺が喜ぶと思ったんだと、その見返りにチームに入れって」
そっか。考えた上でのケンカか。結愛花を助けるためでもあったし、結愛花自身も助けてもらったって思えるようになってきたから、今回のことは良しとするか。
「二人から伝言があるんだ。長谷川くんから『莉壱の言い分を聞かずに責めちゃってごめんね』って。結愛花から『助けてくれてありがとう』って」
「くすっ。アイツがそんな可愛い口調で言うか?」
「言い方はちょっと変えたけど、要はそーいうこと言ってたの。そうだ!莉壱も二人に謝りに行かないとね?」
「なんで?」
ガバッと顔を上げる。納得してない!意に反してる!表情はそう語っていた。