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甘えた
第14章 長い一日
あっ、ドラッグストアだったら歯ブラシとかストローも買えるし下着も売ってるかな?
待ちながらドラッグストアの場所を検索する。この道を真っ直ぐ行ったところに2件あった。
「どっこ行くの?」
ギプスの腕にアームスリングを装着した莉壱がスマホを覗き込む。
「うわっ」
咄嗟に電源をOFFにする。
「また隠し事?」
「あ。ううん、ドラッグストアの場所検索してただけだよ」
「慌てて落としてたけど?」
「ただの条件反射ですーっ。莉壱っていつも人の画面を覗いてるの?」
「普通は友達のでも見ないね」
「でしょ?!」
「俺が見てるのは都羽のだからだ」
世の中のカレカノってスマホの中身を共有してるの?そんなにオープンなの?
「どこのドラッグストアに行くか決まった?」
「うん、この通り沿いの」
手を繋がれて歩き出す。散歩を兼ねてのんびりと。
待ちながらドラッグストアの場所を検索する。この道を真っ直ぐ行ったところに2件あった。
「どっこ行くの?」
ギプスの腕にアームスリングを装着した莉壱がスマホを覗き込む。
「うわっ」
咄嗟に電源をOFFにする。
「また隠し事?」
「あ。ううん、ドラッグストアの場所検索してただけだよ」
「慌てて落としてたけど?」
「ただの条件反射ですーっ。莉壱っていつも人の画面を覗いてるの?」
「普通は友達のでも見ないね」
「でしょ?!」
「俺が見てるのは都羽のだからだ」
世の中のカレカノってスマホの中身を共有してるの?そんなにオープンなの?
「どこのドラッグストアに行くか決まった?」
「うん、この通り沿いの」
手を繋がれて歩き出す。散歩を兼ねてのんびりと。