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甘えた
第14章 長い一日
「あはっ。別に平気だよ」
あたしには受験勉強がある。道場通いもしたいし、友達とだって遊びたい。週に一度デート出来たら嬉しい。
それにスマホで連絡取り合えば、距離とか会えないとか気にならないんじゃないかな?
「寂しくないの?」
「寂しくなるかもしれないけど、だいじょぶだよ。だって同じ地球上に居て、生きてる限り、会えるでしょ?」
「それはまた気宇壮大だな」
「キューソーダィ…?」
「はぁー、受験生だろ」
莉壱に呆れられながら睨まれる。
そうなんだよね、この夏は猛勉強しなきゃいけない。物理的距離の問題じゃなく、限りある時間をどう使うかが問題。
この先、莉壱よりも受験勉強を優先させる時期が来る、その時にしっかりと莉壱を繋ぎとめておけば大丈夫!
「だいじょぶだからっ」
決意の込もった自信満々の笑顔で頷いた。
あたしには受験勉強がある。道場通いもしたいし、友達とだって遊びたい。週に一度デート出来たら嬉しい。
それにスマホで連絡取り合えば、距離とか会えないとか気にならないんじゃないかな?
「寂しくないの?」
「寂しくなるかもしれないけど、だいじょぶだよ。だって同じ地球上に居て、生きてる限り、会えるでしょ?」
「それはまた気宇壮大だな」
「キューソーダィ…?」
「はぁー、受験生だろ」
莉壱に呆れられながら睨まれる。
そうなんだよね、この夏は猛勉強しなきゃいけない。物理的距離の問題じゃなく、限りある時間をどう使うかが問題。
この先、莉壱よりも受験勉強を優先させる時期が来る、その時にしっかりと莉壱を繋ぎとめておけば大丈夫!
「だいじょぶだからっ」
決意の込もった自信満々の笑顔で頷いた。